王子動物園リニューアルはいつ完成?2027年夏の第1弾と2045年度までの計画を解説

王子動物園リニューアルはいつ完成?2027年夏の第1弾と2045年度までの計画を解説
王子動物園リニューアルはいつ完成?2027年夏の第1弾と2045年度までの計画を解説
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王子動物園リニューアルは、いつ完成するのか、何が変わるのか気になっている方も多いのではないでしょうか。工事はすでに進んでいますが、2027年夏に園全体が完成するわけではありません。

最初の大きな節目は、王子プール跡地に整備される「サバンナゾーン」と「爬虫類館」の2027年夏オープン予定です。園全体のリニューアルは2045年度を最終目標として、営業を続けながら段階的に進められます。

この記事では、2026年9月時点で公表されている計画をもとに、完成時期、2027年に新しくなる施設、工事中に見られない動物や施設、遊園地や料金の扱いまでわかりやすく整理します。

  1. 王子動物園リニューアルはいつ完成?2027年夏に第1弾、全体は2045年度が目標
    1. 2027年夏にサバンナゾーンと爬虫類館がオープン予定
    2. 2027年夏以降も第1フェーズの整備は続く
    3. 園全体のリニューアル完了は2045年度が最終目標
  2. 王子動物園はリニューアルで何が変わる?動物ファーストの展示へ
    1. 動物を地域や生息環境ごとに見せるゾーニングへ
    2. キリンやシマウマを一体感のある景観で見られるサバンナゾーン
    3. 爬虫類館や動物病院、学びの機能も更新される
  3. 2026年現在はどこまで工事中?観覧への影響も確認
    1. コアラは工事の影響で平日の観覧を中止している場合がある
    2. 太陽の動物舎は閉鎖、カンガルー・ワラビーは仮設獣舎へ移動予定
    3. ふれあい広場の移設やSLの園外移設も進んでいる
  4. 遊園地・動物の種類・入園料はリニューアルでどうなる?
    1. 動物園と遊園地は存続し、敷地も現在と同程度を確保する方針
    2. 入園料は再整備を理由に値上げしない方針
    3. 動物の種類は単純に「全部維持」ではなく、長期的に見直される
    4. ジャイアントパンダは現在展示されていない
  5. 工事中の王子動物園へ行くなら営業時間・アクセス・最新情報を確認
    1. 営業時間と休園日は通常どおりが基本
    2. 阪急王子公園駅から徒歩3分で、JR灘駅からも近い
    3. 目当ての動物がいるなら来園当日の公式情報を見る
  6. 王子動物園リニューアルは2027年夏から大きく変化、完成は2045年度が目標

王子動物園リニューアルはいつ完成?2027年夏に第1弾、全体は2045年度が目標

王子動物園リニューアルで最も間違えやすいのが「2027年夏に全部完成する」と考えてしまうことです。2027年夏は大規模リニューアルの最初の目立った供用開始時期であり、その後も長期間にわたって獣舎や園内施設の更新が続きます。

2027年夏にオープン予定なのは主に「サバンナゾーン」と「爬虫類館」です。園全体のリニューアル完了は2045年度が最終目標とされています。
時期 主な動き
2024年秋ごろ リニューアル工事に着手
2026年 サバンナゾーン・爬虫類館の新獣舎などを整備
2027年春ごろ ふれあい広場を移設し再オープン予定
2027年夏 サバンナゾーン・爬虫類館オープン予定
2045年度 園全体のリニューアル最終目標

2027年夏にサバンナゾーンと爬虫類館がオープン予定

神戸市と王子動物園が最初に大きく進めているのが、旧王子プール跡地を活用したサバンナゾーンと爬虫類館です。2026年には新獣舎などの整備工事が進み、2027年夏のオープンが目標とされています。

サバンナゾーンでは、キリン、シマウマ、カバ、シタツンガ、ヤマアラシなど、アフリカのサバンナに暮らす動物を中心に展示する計画です。従来のように動物を一種ずつ見るだけではなく、複数の動物を同じ方向に見渡せる「通景」をつくり、生息地の雰囲気を感じやすい展示を目指しています。

爬虫類館では、世界の爬虫類を生息地域に分けて展示し、自然光を取り入れながら生息環境を再現する考えです。現在の「太陽の動物舎」は閉鎖されているため、爬虫類を楽しみにしている方にとっては2027年夏が大きな転換点になります。

2027年夏以降も第1フェーズの整備は続く

基本計画では、サバンナゾーン・爬虫類館だけでなく、アジアゾーンの一部、メインゲート、管理事務所、動物病院なども初期段階の整備対象に含まれています。つまり、2027年夏の新エリア開業後も園内の更新は続きます。

アジアゾーンでは、アジアゾウなどがよりゆとりのある環境で暮らせるよう、生息地を意識した空間づくりが計画されています。来園者側から見ると、2027年夏に新しい王子動物園が一度完成するというより、そこから数年かけて園の見え方が大きく変わっていくと考えるほうが実態に近いです。

2027年夏は「リニューアル完成日」ではなく、「新しい王子動物園を実感しやすくなる最初の大きな節目」と考えるとわかりやすいです。

園全体のリニューアル完了は2045年度が最終目標

王子動物園全体のリニューアルは、2045年度を最終目標として進められています。かなり長い期間に見えますが、これは動物園を長期休園して一気に建て替える方式ではないためです。

動物は工事の騒音や照明、移動によって負担を受ける可能性があります。そのため、空いている獣舎や仮設獣舎を使いながら、飼育状況に合わせて順番に整備する必要があります。来園者の安全を確保しつつ、動物への影響も抑えるため、段階的な工事になっています。

「いつ完成?」への答えは、最初の大型新施設が2027年夏、園全体は2045年度が最終目標です。ただし、工事工程は動物の状況や社会情勢などにより見直される可能性があります。

王子動物園はリニューアルで何が変わる?動物ファーストの展示へ

今回のリニューアルは、建物を新しくするだけの計画ではありません。大きな軸になっているのは「動物ファースト」で、動物が本来の行動をしやすい飼育環境を整えながら、来園者も生態を観察しやすい動物園へ変えていくことです。

動物を地域や生息環境ごとに見せるゾーニングへ

王子動物園のリニューアル計画では、サバンナゾーンのほか、世界のネコ科ゾーン、南米ゾーン、世界の霊長類ゾーン、アジアゾーンなど、生息地域や動物の特徴がわかりやすいゾーニングが示されています。

たとえば世界のネコ科ゾーンでは、アムールトラやライオンなど大型のネコ科動物だけでなく、中型のネコ科動物も含めて体の特徴を比べやすくする考えです。南米ゾーンではフラミンゴ、アリクイ、カピバラ、ナマケモノなどを通して、南米の多様な環境を感じられる展示が想定されています。

単に「人気の動物を並べる」のではなく、動物がどこで、どのように暮らしているのかを理解しやすくする方向です。子どもだけでなく、大人が見ても動物同士の違いや環境との関係を発見しやすくなると考えられます。

キリンやシマウマを一体感のある景観で見られるサバンナゾーン

2027年夏に予定されているサバンナゾーンは、今回のリニューアルを象徴する施設になりそうです。キリンやシマウマなど複数種を一方向に見渡せる景観をつくり、従来よりも開放感のある見せ方が計画されています。

カバについても、プールに浅い場所と深い場所などを設け、動物自身が過ごしやすい場所を選べるようにする方向です。来園者のための観覧スペースも屋内外に複数用意し、動物の状態や天候に応じて観察しやすくする考えが示されています。

ここで大切なのは、見た目の迫力だけが目的ではない点です。動物が自分で居場所を選べることや、自然な行動を引き出しやすくすることが重視されています。その結果として、来園者も「動いている動物」「環境を使って暮らしている動物」を観察しやすくなることが期待されます。

爬虫類館や動物病院、学びの機能も更新される

新しい爬虫類館は、熱帯やサバンナ、アジア、日本など地域ごとの環境を意識した展示を取り入れる計画です。従来の爬虫類展示とは雰囲気が変わり、動物そのものだけでなく、生息する環境も含めて理解しやすくなる方向です。

加えて、管理事務所や動物病院の整備も予定されています。来園者からは見えにくい部分ですが、治療や健康管理、繁殖、調査研究を続けるうえで重要な施設です。老朽化した設備を更新することは、長期的な動物福祉を考えると大きな意味があります。

ふれあい広場については、動物科学資料館周辺に「学びの広場」として再配置する方針が示されており、2027年春ごろの再オープン予定が案内されています。動物に触れることだけで終わらず、命や生態を学ぶ体験につなげる位置づけが強くなっています。

2026年現在はどこまで工事中?観覧への影響も確認

2026年は、リニューアルを「計画」ではなく実際の工事として感じる場面が増えています。園は開園を続けていますが、工事場所の近くにいる動物や、移設準備が必要な施設では観覧制限や閉鎖が発生しています。

工事予定や動物の展示状況は変わることがあります。特定の動物を見ることが目的なら、来園当日に王子動物園公式サイトの「動物の展示の変更について」を確認するのが安心です。

コアラは工事の影響で平日の観覧を中止している場合がある

2026年夏の公式案内では、コアラ舎周辺のリニューアル工事による影響を考慮し、平日のコアラ観覧を当面中止するとされています。土日祝は観覧できる案内ですが、工事日程によっては土日祝でも見られない場合があります。

王子動物園は市街地にあり、コアラを見られることを楽しみに来園する方も多い施設です。そのため「園自体が開いている=目当ての動物を必ず見られる」とは限らない点に注意が必要です。特に工事中は、動物の体調だけでなく騒音や作業工程による変更も起こります。

コアラが一番の目的なら、平日より土日祝を候補にしつつ、当日の公式案内まで確認するのが現実的です。混雑を避けたいという理由だけで平日を選ぶと、観覧条件が合わない場合があります。

太陽の動物舎は閉鎖、カンガルー・ワラビーは仮設獣舎へ移動予定

爬虫類や夜行性動物を展示していた「太陽の動物舎」は、施設管理上の都合とリニューアルに向けた動物移動の準備のため、閉鎖が続いています。新しい爬虫類館が2027年夏に予定されているため、爬虫類を目的に訪れる場合は以前と展示内容が異なる点を知っておく必要があります。

カンガルーとワラビーについては、リニューアルに伴って仮設獣舎を整備し、2027年6月ごろから暫定展示場所へ移す予定が案内されています。2026年7月初旬から仮設獣舎の工事が始まる予定とされており、周辺では今後も観覧ルートや展示状況が変わる可能性があります。

こうした変更は「展示が減った」というより、新しい施設へ移行するための途中段階です。工事中の数年間は、以前の園内マップだけを頼りにせず、最新マップで回るのがおすすめです。

ふれあい広場の移設やSLの園外移設も進んでいる

ふれあい広場は、動物科学資料館南側の広場へ移し、2027年春ごろに再オープンする予定です。移転先の工事に伴い、資料館南側広場は利用が制限される期間があります。

一方、園内で長年親しまれてきた蒸気機関車D51 211号は、リニューアルを機に須磨区の下中島公園へ移設する計画です。王子動物園内では2026年7月から移設準備のため観覧できなくなっています。

リニューアルは新しい獣舎を増やすだけではなく、園内で長年見慣れてきた施設や展示物の配置も見直す大規模な事業です。昔の王子動物園を知る方ほど、数年ごとに訪れると変化を感じやすいでしょう。

遊園地・動物の種類・入園料はリニューアルでどうなる?

「遊園地はなくなるのか」「動物園が狭くなるのか」「料金が高くなるのか」といった疑問も多いところです。神戸市の公式FAQでは、現時点の方針が比較的はっきり示されています。

動物園と遊園地は存続し、敷地も現在と同程度を確保する方針

神戸市によると、動物園と遊園地は存続する予定です。動物園と遊園地を合わせた敷地についても、現在と同程度の面積を確保してリニューアルするとされています。大学誘致を含む王子公園全体の再整備があるため、「大学ができる分、動物園が大幅に小さくなる」と考える必要はありません。

ただし、遊園地は今ある乗り物をそのままずっと残すという意味ではありません。既存遊具には老朽化しているものが多く、将来的には動物や自然を身近に感じられる新たなレクリエーション機能へ転換する考えが示されています。

第1フェーズの間は現在の遊園地を維持できるとされ、観覧車も老朽化への対応をしながら当面存続する方針です。「リニューアルですぐ遊園地がなくなる」という計画ではありません。

入園料は再整備を理由に値上げしない方針

神戸市のFAQでは、再整備に伴う利用料金の引き上げは考えていないとされています。2026年現在、通常の入園料は大人600円で、中学生以下は無料です。神戸市在住または市内在学の高校生、神戸市在住の65歳以上の方なども条件を満たせば無料になります。

ここで注意したいのは、「再整備による値上げを考えていない」という方針と、「今後どんな事情でも料金が永久に変わらない」という意味は別だということです。物価や運営環境など、別の理由で将来制度が変わる可能性までは否定できません。

なお、遊園地の乗り物料金は2026年3月に改定されており、現在は主に300円または400円の遊具があります。動物園の入園料と遊園地の乗り物料金は別なので、家族で遊園地も利用する場合は現金を含めて準備しておくとスムーズです。

動物の種類は単純に「全部維持」ではなく、長期的に見直される

基本計画では、王子動物園で飼育している127種を、保全や教育、学術的な価値などの観点から分類しています。そのうち46種は「調整種」とされていますが、調整種だからすぐに展示終了になるわけではありません。

神戸市は、終生飼育を行ったり、他園で受け入れ可能な場合は譲渡を検討したりしながら、急激に動物を減らさない方針を示しています。動物園は生き物を扱う施設なので、建物の配置図だけで将来の展示動物を固定できない事情があります。

そのため、リニューアル後の王子動物園を「今と同じ動物が新しい獣舎にそのまま移る」と考えるより、保全の重要度や繁殖計画、国内外の動物園との連携に合わせて構成が変化していく施設と見るほうが正確です。

ジャイアントパンダは現在展示されていない

リニューアル計画のアジアゾーンにはジャイアントパンダの表記がありますが、2026年現在、王子動物園にジャイアントパンダの展示はありません。「タンタン」は2024年3月31日に死亡し、その後、剥製などは中国へ返還されています。

計画図に動物名が載っていることと、その動物が将来必ず来園することは同じではありません。パンダを目的に王子動物園へ行く方は、現在は見られないことを理解しておく必要があります。

「リニューアルしたらパンダが戻る?」という点は、現時点で確定情報として扱わないほうが安全です。来園前は公式発表を確認してください。

工事中の王子動物園へ行くなら営業時間・アクセス・最新情報を確認

リニューアル期間中でも王子動物園は営業を続けるため、今行っても十分楽しめます。ただし、以前と同じルートや展示状況を想定すると、目当ての動物を見られないことがあります。工事中ならではの確認ポイントを押さえておくと安心です。

営業時間と休園日は通常どおりが基本

3月から10月は9時から17時までで、最終入園は16時30分です。11月から2月は9時から16時30分まで、最終入園は16時です。休園日は毎週水曜日が基本で、水曜日が祝日の場合は開園します。春休みや夏休みなどは臨時開園する日もあります。

工事をしているからといって、長期間の全面休園を予定しているわけではありません。むしろ営業を続けながら順番に工事する計画なので、2027年夏まで待たなければ入れないということもありません。

ただし、動物は閉園時間より前に寝室へ入ることがあります。工事の影響だけでなく、動物の体調や気温によって展示時間が変わるため、目当ての動物がいる場合は午前から早めに回るほうが見やすい傾向があります。

阪急王子公園駅から徒歩3分で、JR灘駅からも近い

公共交通機関では、阪急「王子公園」駅から西へ徒歩約3分、JR「灘」駅から北へ徒歩約5分、阪神「岩屋」駅から北へ徒歩約10分です。神戸市バス92系統の「王子動物園前」バス停からはすぐです。

工事期間中は王子公園全体でも整備が進み、周辺の動線が変わることがあります。特に週末やイベント開催日は駐車場が混みやすいため、三宮方面からなら阪急やJRを使うと移動時間を読みやすいです。

新幹線の新神戸駅からはタクシーで約10分と案内されています。観光で神戸を訪れ、北野や三宮と組み合わせる場合もアクセスしやすい立地です。

目当ての動物がいるなら来園当日の公式情報を見る

リニューアル中に最も重要なのは、園全体が営業しているかどうかより、目当ての動物や施設がその日に見られるかどうかです。コアラのように平日だけ観覧を止めるケースや、工事の進み具合で急に観覧できなくなるケースがあります。

王子動物園公式サイトには「動物の展示の変更について」が掲載され、展示中止や変更が更新されています。園内マップも新しいものが公開されるため、以前訪れたことがある方でも最新版を確認しておくほうが迷いにくいです。

特に「コアラを見たい」「爬虫類が目的」「ふれあい広場を利用したい」といった明確な目的がある場合は、出発前に確認する価値が高いです。逆に、園内を散策しながら見られる動物を楽しむなら、工事途中の変化も含めて現在の王子動物園を楽しめます。

来園前は、公式サイトの営業時間、展示変更、最新園内マップの3点を確認しておくと安心です。リニューアル中は「営業しているか」だけでなく「何が見られるか」を確認することが大切です。

王子動物園リニューアルは2027年夏から大きく変化、完成は2045年度が目標

まとめ
まとめ

王子動物園リニューアルは、2027年夏にサバンナゾーンと爬虫類館がオープン予定で、ここが最初の大きな節目です。ただし、園全体の完成は2045年度が最終目標で、営業を続けながら長期間かけて段階的に更新されます。

リニューアルの中心は、老朽化した獣舎を新しくすることに加え、動物がより自然に近い行動を取りやすい「動物ファースト」の環境へ変えることです。遊園地は当面存続し、動物園と遊園地を合わせた敷地も現在と同程度を確保する方針です。

2026年現在は工事の影響で一部の動物や施設に観覧制限があります。今訪れる場合は公式サイトで最新の展示状況を確認し、2027年夏以降に再訪すると、変わっていく王子動物園をより実感しやすいでしょう。

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