「シスメックスのスケートリンクはどこにある?」「一般の人でも滑れるの?」「料金や営業時間を知りたい」と気になっている方もいるのではないでしょうか。神戸市中央区のHAT神戸には、シスメックスの名前を冠した「Sysmex Kobe Ice Campus(シスメックス 神戸アイスキャンパス)」があります。
ここは2025年6月に開業した、神戸市内で唯一の通年型アイススケートリンクです。この記事では、一般滑走の料金、営業日の確認方法、貸靴や持ち物、初心者・子ども連れの注意点、電車や車でのアクセスまで、初めて行く前に知っておきたい情報をまとめます。
シスメックスのスケートリンクは「Sysmex Kobe Ice Campus」

シスメックスのスケートリンクを探している場合、目的の施設は神戸市中央区脇浜海岸通にある「Sysmex Kobe Ice Campus」です。施設そのものの名称は「HAT 神戸 Ice Campus」で、シスメックス株式会社がネーミングライツを取得したことで現在の愛称が使われています。
神戸で一年中滑れる屋内アイスリンク
大きな特徴は、季節を問わず利用できる通年型であることです。神戸市内には冬季にスケートを楽しめる施設もありますが、Sysmex Kobe Ice Campusは屋内リンクなので、夏でもアイススケートができます。
リンクは60m×30mの国際規格です。一般のレジャー利用だけを想定した小型リンクではなく、フィギュアスケートやアイスホッケーなどの競技にも対応する本格的なサイズとなっています。そのため、家族や友人と初めて滑りたい人から、継続して練習する人まで利用しやすい施設です。
一般の人も滑走できる
競技選手の練習拠点という印象を持つ方もいるかもしれませんが、一般滑走の時間が設けられており、個人や家族でも利用できます。入口の券売機で滑走券を購入し、2階のリンクエリアへ向かうのが基本的な流れです。
ただし、通年営業だからといって毎日同じ時間に一般滑走できるわけではありません。選手練習、教室、団体利用、貸切利用、イベントなどが入るため、一般利用できる時間は日ごとに変わります。行く日が決まったら、当日の一般滑走時間を公式の営業カレンダーで確認してから出発するのが安心です。
「シスメックスの社員専用施設」ではない
名称に企業名が付いているため、シスメックスの社員や所属選手だけが使う施設と勘違いしやすいところです。実際には一般利用が用意されており、スケート経験の有無を問わず利用できます。
シスメックスは施設のネーミングライツパートナーで、契約期間は2025年4月1日から2030年3月31日までです。施設の運営は一般社団法人神戸スケートが行っています。検索すると「シスメックス スケートリンク」と「HAT神戸 Ice Campus」の両方の名称が出てくることがありますが、同じ施設を指しています。
シスメックス 神戸アイスキャンパスの料金

初めて利用するときは、滑走料に加えて貸靴が必要かどうかを考えておくと総額を把握しやすくなります。自分のスケート靴を持っていない方は、一般滑走料金に貸靴料500円を加えた金額が目安です。
一般滑走・貸靴・付き添いの料金
| 利用内容 | 料金 |
|---|---|
| 一般滑走・大人(高校生以上) | 1,400円 |
| 一般滑走・小人(中学生以下) | 750円 |
| 観覧・付添料(小学生以上) | 300円 |
| 貸靴料 | 500円 |
| ヘルメット | 無料 |
| 手袋 | 300円 |
| 貸しソリ | 500円/30分 |
| コインロッカー | 100円/1回 |
たとえば貸靴を利用する大人1人なら1,900円、中学生以下1人なら1,250円です。大人2人と中学生以下2人が全員貸靴を借りる場合は、滑走料と貸靴料だけで合計6,300円になります。そこにロッカーや貸しソリなどを利用すれば、その分が加わります。
滑らずに子どもを見守る場合、小学生以上の観覧・付き添いには300円が必要です。なお、小学校入学前の子どもは保護者の同伴滑走が必要とされています。小さな子どもだけをリンクに入れて保護者が外から見る、という利用方法はできない点に注意してください。
シニア・障がい者向けの割引がある
65歳以上のシニアは一般滑走が1,000円です。障がい者割引は、大人1,000円、小人500円となっており、利用時には障がい者手帳の提示が必要です。介護者1名も同じ割引を受けられます。
観覧・付添料や貸靴料には、この割引は適用されません。割引後の滑走料だけを見て予算を組むと、貸靴を借りる場合に想定より高くなることがあるため、総額で考えると分かりやすいです。
JAF会員は大人の滑走料が割引になる
2026年6月からJAF会員向けの優待が始まっており、2026年9月8日時点では大人の滑走料が200円引き、会員を含む4名まで対象となっています。家族や友人同士で大人が複数人滑る場合は使いやすい優待です。
何度も通うなら定期会員も比較したい
一般滑走を繰り返し利用する人向けには定期会員制度もあります。1か月の料金は大人14,000円、小人7,500円、65歳以上10,000円で、一般営業中はいつでも滑走できます。
大人の場合、通常の一般滑走は1回1,400円なので、単純計算では月10回程度が一つの比較ラインです。ただし、貸靴料や営業スケジュール、自分が通える曜日・時間も関係します。料金だけで決めず、実際に通える回数を見積もってから選ぶほうが無駄がありません。
営業時間は固定ではないので営業カレンダーの確認が必要

Sysmex Kobe Ice Campusで特に注意したいのが営業時間です。施設の休館日は年末年始の12月31日から1月1日と案内されていますが、それ以外の日でも一般滑走時間は一定ではありません。
「通年営業」と「いつでも一般滑走できる」は別
通年型リンクという言葉から、朝から夜まで同じ営業時間で自由に滑れる施設を想像するかもしれません。しかし実際には、一般滑走、教室、選手練習、貸切、イベントなどが同じリンクの時間を分けて利用します。
公式サイトには月ごとの営業カレンダーが掲載されています。日によって一般利用の開始時刻や終了時刻が異なるほか、特定の時間帯に入場制限が案内されることもあります。2026年9月にも団体利用や入場時間に関する個別のお知らせが出ているため、過去の営業時間をそのまま当てはめるのは避けたほうがよいでしょう。
個人利用は券売機で滑走券を購入する
公式の施設案内では、エントランスの券売機で滑走券を購入して2階へ上がる流れが案内されています。通常の個人利用について、団体利用のような申込書提出の手順は示されていません。
ただし、特別イベントや人数制限のある催しは、事前申込や抽選、専用チケットが必要になる場合があります。イベント開催日に通常の一般滑走を目的として行く場合も、通常日と同じ運用とは限りません。営業カレンダーだけでなく「お知らせ」欄も見ておくと判断しやすいです。
混雑を避けたいならイベント日と団体利用を確認
混雑状況は天候、学校の休み、イベント内容などで変わるため、常に空いている時間を断定することはできません。ただ、イベント開催日や学校・団体利用が重なる日は、通常日より人が集中する可能性があります。
ゆっくり滑りたい初心者や、小さな子どもを連れて行く場合は、営業カレンダーに加えて団体利用・イベント情報も見ておくと安心です。館内の混雑だけでなく、16台しかない専用駐車場の混みやすさにも影響します。
初めて滑る人の服装・持ち物と貸靴

スケート初心者の場合、料金よりも「何を持っていけばいいのか」で迷いやすいものです。Sysmex Kobe Ice Campusでは貸靴や無料ヘルメットが用意されていますが、手袋は滑走時に必須です。
手袋は必須、長袖・長ズボンが基本
リンク内の室温は10℃前後です。夏に外が暑くても、館内では長袖や上着が必要になることがあります。動きやすい長ズボンを選び、転倒したときに肌が直接氷へ触れにくい服装にしておくと安心です。
指先まで隠れる手袋を着用していないと滑走できません。手袋を忘れた場合は1双300円で購入できますが、使い慣れたものを持参すれば余計な出費を抑えられます。頭部保護のため、ニット帽またはヘルメットも推奨されています。ヘルメットは無料で借りられます。
靴下は「厚手」より長めのもの
スケート靴は硬く、普段のスニーカーとは履き心地が違います。寒そうだからと厚手の靴下を選びたくなりますが、施設では厚手を避け、長めの靴下を用意するよう案内しています。
厚すぎる靴下は靴の中で足が窮屈になりやすく、サイズ選びにも影響します。くるぶしより上まで覆える、適度な厚さの靴下が使いやすいでしょう。着替えが必要な場合は館内に3か所の更衣室があります。
貸靴は子ども用から大人用まで用意されている
| 貸靴の種類 | サイズ |
|---|---|
| フィギュアスケート靴 | 15cm~32cm |
| アイスホッケー靴 | 20cm~29cm |
| ダブルランナー | 15cm~18cm |
初めての人には一般的なフィギュアスケート靴が案内されています。小さな子ども向けには、ブレードが2枚あり氷上でバランスを取りやすいダブルランナーも用意されています。
貸靴の履き方が分からない場合はスタッフに確認できます。靴が緩すぎると足が安定しにくく、反対に小さすぎると痛みにつながります。普段の靴のサイズだけで決めつけず、履いた状態で違和感が強ければサイズを見直すのがよいでしょう。
初心者が知っておきたいリンク内のルール
一般滑走では左回り、つまり反時計回りに滑ります。逆走のほか、スピード滑走、ジグザグ走行、急停止、急な方向転換など、周囲と接触しやすい滑り方は禁止されています。
滑走中のスマートフォンやカメラの操作も禁止です。子どもを抱っこ・おんぶしたまま滑ることや、3人以上で手をつないで滑ることもできません。初心者同士で横一列になって手をつなぐと安心に感じますが、周囲の進路をふさぎやすいため避けましょう。
アクセスは阪神岩屋駅・春日野道駅から徒歩約10分

施設はHAT神戸にあり、JR・阪神・阪急・神戸市営バスの各交通手段を利用できます。専用駐車場もありますが16台と多くはないため、混雑が予想される日は電車やバスも有力な選択肢です。
電車なら阪神の2駅が比較的近い
| 駅 | 徒歩の目安 |
|---|---|
| 阪神 岩屋駅 | 約10分 |
| 阪神 春日野道駅(東改札口) | 約10分 |
| JR 灘駅(南口) | 約12分 |
| 阪急 王子公園駅(西改札口) | 約20分 |
徒歩時間だけで比べると、阪神岩屋駅と春日野道駅が近く、JR利用なら灘駅が分かりやすいでしょう。三宮方面からは神戸市営バス29・101系統を利用し、「人と防災未来センター」前で降りる方法もあります。
王子公園方面からは100系統が利用できますが、公式案内では1時間に1本程度とされています。待ち時間を含めると電車のほうが早いこともあるため、出発時刻に合わせて選ぶのがおすすめです。
専用駐車場は16台、最大料金は600円
専用駐車場は24時間営業で、乗用車16台分があります。そのうち1台は身障者用です。入庫から15分は無料、15分を超えると20分ごとに200円、24時間最大600円と案内されています。
滑走券を受付で提示して割引処理を受ける必要があるため、車で来た場合はそのまま帰らず受付で確認しましょう。割引処理ができるのは施設の開館時間内です。
館内には更衣室・ロッカー・休憩スペースがある
館内には更衣室、貸靴コーナー、コインロッカー、休憩スペースが設けられています。休憩スペースには自動販売機があるため、滑走の合間に水分補給できます。ゴミは各自で持ち帰るルールです。
スケート用品店「小杉スケート」も入り、フィギュアスケート、アイスホッケー、スピードスケート関連の商品を扱っています。スケート靴の選び方だけでなく、研磨、調整、修理にも対応しているため、今後マイスケート靴を持ちたい人にも便利です。
子ども・初心者はスケート教室も利用できる

一般滑走だけでも楽しめますが、「壁から手を離せない」「子どもに基本から習わせたい」という場合は、定期的に開催されているスケート教室を利用する方法もあります。年齢やレベル別にクラスが分かれています。
3歳から参加できる初心者向けクラスがある
3~7歳対象の「バンビ」、6~12歳対象の「ジュニア初級」、3歳から大人まで対象となる土曜・日曜クラスなどがあります。初心者から参加できるクラスが複数用意されているため、初めて氷に立つ段階でも選択肢があります。
2026年9月時点の公式案内では、月4回の受講料は中学生以下8,000円、高校生以上10,000円が基本です。3~5歳の子どもと保護者1名で参加する土曜親子クラスは月4回12,000円となっています。
大人向けクラスもある
高校生以上を対象とした大人クラスもあり、初心者から参加できます。「子どもの頃に滑っただけで久しぶり」「自己流では転ぶのが怖い」という人にとって、最初から姿勢や止まり方を教わる選択肢があるのは大きな利点です。
申し込みは電話で予約し、開催日までに来館して申込書の記入と支払いを行う流れです。募集状況やクラスの定員は変わるため、希望する曜日がある場合は公式サイトの教室ページで最新情報を確認してください。
イベント目的で行くときは通常利用との違いを確認
施設では初心者向けミニスケート教室、アイスホッケー体験、季節イベントなどが実施されることがあります。開業1周年イベントでは、スケート教室やアイスホッケー体験、アイスショーなども行われました。
こうしたイベントは、通常の滑走券とは料金や申込方法が異なる場合があります。事前抽選や定員制になる例もあるため、イベント情報を見て出かける場合は「日時」「参加費」「貸靴が料金に含まれるか」「事前申込が必要か」を個別に確認するのが確実です。
シスメックス 神戸アイスキャンパスは一年中スケートを楽しみたい人に便利
シスメックスのスケートリンクとして知られる「Sysmex Kobe Ice Campus」は、HAT神戸にある神戸市内唯一の通年型アイススケートリンクです。国際規格の60m×30mリンクを備え、一般利用、教室、競技練習、イベントなど幅広い用途で使われています。
一般滑走は大人1,400円、小人750円で、貸靴は500円です。手袋は必須で、リンク内は10℃前後のため、長袖・長ズボンと脱ぎ着しやすい上着を用意すると安心です。貸靴のサイズも幅広く、ヘルメットは無料なので、初めてスケートをする人でも利用しやすい環境が整っています。
最も大切なのは、一般滑走の時間が日によって変わる点です。利用前に公式の営業カレンダーと最新のお知らせを確認し、電車・駐車場・持ち物まで決めてから向かえば、当日の予定を立てやすくなります。



